◇介護食◇ミキサー食について
こんにちは、Person’s株式会社です♪
今回昔ながらの介護食の調理方法のひとつ、
ミキサー食についてお話ししていきたいと思います!
ミキサー食とは、常食や軟食として作った食事をミキサーにかけたものをいいます。
全粥(かゆ)の米粒でも、
口の中で残るような場合には、ミキサーなどにかけて、さらに軟らかく、なめらかにします。
おかずは、だし汁を適量加えてミキサーなどにかけ、食品中の残りかすがないようにします。
ミキサー食には、芋類や空豆などデンプン質が多い素材、
大根やニンジンなど野菜の煮物、肉じゃが、シチューなどが適しています。
一方、繊維の多い野菜や、きのこ類、こんにゃくなどはきめ細かく粉砕できないので適していません。
ミキサー食の粘度は、ポタージュ状を目安にします。
水分が多い食物は、飲み込む時に食塊にできず、誤嚥しやすいため、
片栗粉、コーンスターチ、増粘剤などで粘りを出します。
この時、粘りが強過ぎると、喉の奥に張り付いて危険なので注意しましょう。
(介護110番辞典より引用)
●ミキサー食のメリット
・噛まなくても食すことができる
・飲み込む力が衰えていても飲み込むことができる
●ミキサー食のデメリット
・ドロドロしているためまとまりにくく、食塊も作りにくい
・意思に関係なくのどに入ってしまうため、誤嚥しやすい
・水分を加えてミキサーにかけるため、少量だと栄養がしっかり摂れない
・見た目が美味しそうではなく、食感もないため食欲につながらない
簡単にメリット、デメリットをまとめると以上のようになります。
噛む力や飲み込む力が衰えていても、
口から栄養を取り込む、食べるといった行動が可能になります。
ただ、刻み食同様に食塊が作りづらく誤嚥しやすかったり、
ミキサーにかけポタージュ状になるため、見た目の面でデメリットがあったりします。
いかがでしたでしょうか?
刻み食やミキサー食は従来から取り組まれている介護食にはなりますが、
誤嚥しやすいといった難点があります。
そこで刻み食やミキサー食でのデメリットを補う新しい介護食、
「ソフト食」が産まれました!
次回はそんなソフト食についてまとめていきたいと思います。
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