栄養士・調理師の求人・転職・派遣なら|くっくビー

チャレンジする!を応援していく
栄養士さん 調理師さんのお仕事探しなら

CONTACT

TEL:0120-611-191
MAIL:

◇介護食◇ミキサー食について

 

こんにちは、Person’s株式会社です♪

今回昔ながらの介護食の調理方法のひとつ、
ミキサー食についてお話ししていきたいと思います!

 

 

ミキサー食とは、常食や軟食として作った食事をミキサーにかけたものをいいます。

全粥(かゆ)の米粒でも、
口の中で残るような場合には、ミキサーなどにかけて、さらに軟らかく、なめらかにします。
おかずは、だし汁を適量加えてミキサーなどにかけ、食品中の残りかすがないようにします。

ミキサー食には、芋類や空豆などデンプン質が多い素材、
大根やニンジンなど野菜の煮物、肉じゃが、シチューなどが適しています。
一方、繊維の多い野菜や、きのこ類、こんにゃくなどはきめ細かく粉砕できないので適していません。

ミキサー食の粘度は、ポタージュ状を目安にします。
水分が多い食物は、飲み込む時に食塊にできず、誤嚥しやすいため、
片栗粉、コーンスターチ、増粘剤などで粘りを出します。
この時、粘りが強過ぎると、喉の奥に張り付いて危険なので注意しましょう。

(介護110番辞典より引用)

 

●ミキサー食のメリット
 ・噛まなくても食すことができる
 ・飲み込む力が衰えていても飲み込むことができる

●ミキサー食のデメリット
 ・ドロドロしているためまとまりにくく、食塊も作りにくい
 ・意思に関係なくのどに入ってしまうため、誤嚥しやすい
 ・水分を加えてミキサーにかけるため、少量だと栄養がしっかり摂れない
 ・見た目が美味しそうではなく、食感もないため食欲につながらない

簡単にメリット、デメリットをまとめると以上のようになります。

噛む力や飲み込む力が衰えていても、
口から栄養を取り込む、食べるといった行動が可能になります。
ただ、刻み食同様に食塊が作りづらく誤嚥しやすかったり、
ミキサーにかけポタージュ状になるため、見た目の面でデメリットがあったりします。

 

いかがでしたでしょうか?

刻み食やミキサー食は従来から取り組まれている介護食にはなりますが、
誤嚥しやすいといった難点があります。

そこで刻み食やミキサー食でのデメリットを補う新しい介護食、
「ソフト食」が産まれました!

次回はそんなソフト食についてまとめていきたいと思います。

 

Person’s株式会社では、都内の病院・介護施設・保育園での
管理栄養士・栄養士・調理師さんのお仕事の求人をたくさんご用意しております♪

新着求人を日々掲載していますので、
お仕事をお探しの方、ご検討中の方、この機会にぜひいかがでしょうか?

詳しくは栄養士・管理栄養士・調理師の求人・転職・派遣なら|くっくbeeをご覧ください★”

調理師コラム一覧に戻る

このエントリーをはてなブックマークに追加