★アマニ油の栄養について★
こんにちは、Person’s株式会社です♪
数年前から、アマニ(亜麻仁)油やえごま油、オリーブ油、ココナッツ油などが健康油として注目されています。
今回は、亜麻仁の3大栄養成分をご紹介します。
●α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)
脂質を構成する脂肪酸には、大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。不飽和脂肪酸は、体内で作りだすことができる「一価不飽和脂肪酸」と、体内では作ることができない必須脂肪酸といわれる「多価不飽和脂肪酸」に分かれます。アマニに多く含まれるα-リノレン酸は、多価不飽和脂肪酸の中のオメガ3脂肪酸といい、抗炎症作用や脂質代謝改善作用などがあり、またα-リノレン酸の一部は、体内で魚類の脂肪に多く含まれるEPAやDHAに変換されます。
●食物繊維
食物繊維は、水に溶けにくい『不溶性』と、水に溶けやすい『水溶性』に分類され、それぞれ働きが異なります。不溶性食物繊維は、大腸で水分を保持し、腸の内容物を増やして排便を促すなど便秘の予防や改善を、水溶性食物繊維は、ブドウ糖の吸収速度を遅らせて血糖値の上昇を抑える、ナトリウムと結びついて排泄を促すなどの働きがあります。
アマニの粒には、100gあたり約24gの食物繊維が含まれており、不溶性食物繊維の方が若干多めです。
●リグナン(ポリフェノール)
リグナンは、ポリフェノールの一種です。女性ホルモンのエストロゲンと似た構造や作用をもつもので、更年期障害の改善やコレステロール改善効果があるという研究結果もあります。
アマニにはリグナンが約1%含まれており、植物の中で含有量が最も多くなっています。
★摂り方のコツ
アマニ油やえごま油などのオメガ3脂肪酸は、熱に弱く酸化しやすい特徴があります。なるべく調理した料理やサラダにかけたり、ドレッシングに混ぜる、飲み物に混ぜるといった方が、油の性質が保たれたまま体の中に取り入れることができます。オメガ3脂肪酸は、体内では作られず、食事から摂取しなければならない脂肪酸です。不規則な生活が続いていたり、魚介類が苦手な場合などには、このような油を上手に取り入れてみましょう。
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