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★栄養士と調理師の違い(後編)★

こんにちは、Person’s株式会社です♪
前回に続き栄養士と調理師の違い後編をお届けします。

●調理師と栄養士の違い
調理師は大きく「味」の視点から食を考える仕事です。一方で栄養士は「栄養」の視点から食を考える仕事です。しかし、だからと言って調理師は栄養のことを何も考えていないわけでなく、衛生や栄養についてもしっかり学び、栄養に関する配慮も行います。
また、栄養士も当然ながら「味」について意識しています。そもそも味が悪ければ食べてもらえないことになり、栄養士の本来の目的も果たせないわけですから。
このように、調理師と栄養士の業務は似通った部分が多いのが実際です。
多くの栄養士が給食の現場で調理師と一緒に調理実務に従事しています。
また、就職先も調理師が一般のレストランや飲食店が多いのに比べ、栄養士は集団給食施設が多いです。
調理師は将来の独立を現実的に目指しやすいのに対して、栄養士は栄養士としての独立は珍しいケースとなります。
一方で調理師はレストランや個人経営の飲食店等で働く場合が多いのに対して、栄養士は企業や団体等に就職する場合が多いので勤務体系が安定しています。
キャリアアップの上でも、調理師は「修行」のイメージで経験値を積んで腕を上げていくことが求められる一方で、栄養士はより高度な学問的知識を勉強し続けることが求められます。そして「管理栄養士」という1ランク上の資格を取得することでキャリアアップとなります。管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。

以上のように。同じ「食のプロフェッショナル」でありながら、相違点も多いので、自分が目指す方向性をしっかり見極めた上で判断する必要があります。
病院で調理師を栄養士がともに調理にあたる場合には、普通食(栄養などに健康上の特別の配慮が必要ない人向けの食事)はった健康上の制限がある食事は栄養士が作ることが多いです。基本的には栄養士は提供する食事全体の管理を行い、調理師は指示を受けて調理にあたります。双方の間で経験年数などが違ったりすると衝突が起こることもあるので、双方の意思伝達に工夫が求められます。
どちらも現場で調理にあたることが求められるため、先に養成施設を卒業して栄養士資格を取得し、現場で調理の実務経験を2年以上積んでから調理師資格の取得に挑む人もいます。栄養士資格と調理師資格両方を持った人は、栄養と味、双方のプロフェッショナル。食の道を極めたい人、周囲とキャリア面で差をつけたい人は、両方の資格の取得を目指すのもよいでしょう。

また、Person’s株式会社では、他にも都内の病院・介護施設・保育園など
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