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☆夏の恵みから冬の恵みへ。プロが読み解く「大豆と枝豆」の無限の可能性☆

こんにちは、Person’s株式会社です♪

夏の盛りを過ぎ、爽やかな秋風が吹き始める今日この頃。
多くの飲食店や給食現場で、旬の枝豆は主役から名脇役へと姿を変えつつあるかもしれません。
しかし、その枝豆が成長した姿である「大豆」は、一年を通して我々の食卓に欠かせない存在です。

今回は、調理師の視点から、この身近でありながら奥深い「大豆」と「枝豆」の魅力を
徹底的に掘り下げていきます。
単なる食材としてだけでなく、調理法や活用法、そして栄養面からその無限の可能性を探ります。


1. 枝豆の魅力を最大限に引き出すプロの技

夏の風物詩である枝豆は、ビールのお供というだけでなく、その鮮やかな緑色と独特の食感、
そして豊富な栄養で料理の幅を広げてくれる優れた食材です。

枝豆の「旨味」と「食感」を追求する茹で方

家庭で枝豆を茹でる際、ただ塩茹でするだけ、という方も多いかもしれません。
しかし、プロの現場では、一つ一つの工程にこだわり、枝豆本来の旨味と食感を最大限に引き出します。

  1. 塩もみ(産毛取り): 枝豆はサヤの表面に産毛が生えています。
    これを粗塩でしっかりと揉み込むことで、産毛が取れて口当たりが良くなるだけでなく、
    サヤに傷がつき、塩味が染み込みやすくなります。
    この工程は枝豆の「下味」付けの非常に重要なステップです。
  2. サヤの両端カット: 茹でる前にサヤの両端を少しだけ(2〜3mm程度)切り落とします。
    これにより、熱いお湯と塩分が内部まで浸透しやすくなり、
    均一な火の通りと味の染み込みを実現します。
    特に大量調理では、この一手間が全体の品質を安定させます。
  3. 茹で時間と塩分濃度: 沸騰したたっぷりのお湯に、目安として水量の約3〜4%の塩
    (海水程度の濃度)を加え、枝豆を投入します。
    強火で一気に茹で上げることが大切です。茹で時間の目安は、品種や鮮度にもよりますが、
    3〜5分程度。枝豆は茹ですぎると食感が悪くなり、色もくすんでしまいます。
    少し硬めに感じる程度で引き上げ、余熱で火を通すのがポイントです。
  4. 急速冷却: 茹で上がった枝豆は、すぐにザルにあけ、扇風機などで粗熱を取りながら、
    一気に冷却します。
    これにより、鮮やかな緑色を保ち、食感の良さをキープできます。
    水にさらして冷やすと水っぽくなるため、推奨しません。

枝豆を「主役」に昇華させる調理法

単なるおつまみとしてだけでなく、枝豆は様々な料理の主役になり得ます。
枝豆のすり流し: 冷製スープや温かいポタージュとして。
裏ごしすることで非常に滑らかな舌触りになり、枝豆本来の甘みが際立ちます。
少量の生クリームや豆乳を加えることで、さらにコクとまろやかさが加わります。

枝豆ご飯: 塩茹でした枝豆を鞘から出してご飯に混ぜ込むシンプルな料理ですが、
枝豆の食感と塩味がご飯の甘みを引き立てます。
炊き上がりに混ぜることで、色鮮やかに仕上がります。

枝豆のフリット・かき揚げ: 揚げ物にすることで、枝豆のホクホクとした食感と香ばしさが
楽しめます。
天ぷら衣にすることで和風に、ハーブやチーズを加えて洋風にと、アレンジも自在です。


2. 「畑の肉」大豆の底力!栄養と多様な加工品活用術

枝豆が未成熟な状態で収穫されるのに対し、完熟した大豆は、
その栄養価の高さから「畑の肉」と称されます。
集団給食から本格的な和食まで、大豆とその加工品は、調理師の強い味方です。

大豆の栄養価と調理のポイント

大豆は、良質な植物性タンパク質を豊富に含み、必須アミノ酸のバランスにも優れています。
さらに、食物繊維、イソフラボン、ミネラル(鉄、カルシウム、マグネシウム)なども豊富で、
まさにスーパーフードと言えるでしょう。

乾燥大豆を使う場合、下準備が非常に重要です。

  1. 浸水: 乾燥大豆はたっぷりの水に一晩(8〜12時間)浸し、約2〜3倍の大きさに戻します。
    水が少ないと芯が残ったり、豆が硬くなったりします。
  2. 茹で: 浸水した大豆は、新しい水で茹でます。アクを取りながら、沸騰後弱火で2〜3時間、
    指で軽く潰れるくらいの柔らかさになるまで煮込みます。
    圧力鍋を使えば大幅に時間短縮が可能です。煮崩れさせず、
    ホクホクとした食感を残すのが理想です。
    茹でた大豆は、煮豆、大豆ミートの原料、サラダ、スープの具材など、幅広く活用できます。

大豆加工品の活用で広がる献立のバリエーション

大豆はそのままでなく、様々な加工品として利用できる点が、
調理師にとって非常に大きなメリットです。

豆腐: 木綿豆腐、絹ごし豆腐、焼き豆腐、厚揚げ、油揚げなど、
数えきれないほどの種類があります。
和え物、煮物、揚げ物、汁物、デザートまで、その用途は無限大です。
水分量や食感の違いを理解し、料理に合わせて使い分けることが大切です。
特に、厚揚げや油揚げは、肉の代わりにボリュームを出す食材としても重宝されます。

味噌: 大豆を発酵させて作る味噌は、日本の食文化に欠かせない調味料です。
地域や製法によって味や香りが大きく異なり、赤味噌、白味噌、合わせ味噌など、
料理に合わせて使い分けることで深みのある味わいを演出できます。
単なる味噌汁だけでなく、味噌漬け、味噌炒め、ソースの隠し味など、活用法は多岐にわたります。

醤油: 味噌と同じく、大豆と小麦を原料とする発酵調味料。
和食の基本であり、風味付け、色付け、保存食作りにも不可欠です。

豆乳: 大豆を絞って作られる豆乳は、牛乳の代替品としてだけでなく、
クリーミーなソース、スープ、鍋物、デザートなど、様々な料理に活用できます。
特にアレルギー対応食を提供する現場では、重要な食材となります。

納豆: 大豆を発酵させた納豆は、独特の風味とねばりが特徴です。
健康効果も高く、和食の献立に加えることで、手軽に栄養価を高めることができます。


3. 健康志向の高まりと大豆・枝豆の新たな可能性

近年、健康志向の高まりやSDGsへの意識から、植物性タンパク質の需要が世界的に増しています。
このような背景において、大豆と枝豆は調理師の皆様にとって、ますます重要な食材となるでしょう。

プラントベース(植物性由来)食材としての可能性

「大豆ミート」に代表されるように、大豆を原料とした代替肉は、
従来の肉製品に代わるヘルシーな選択肢として注目されています。
ハンバーグ、ミートソース、唐揚げなど、様々な料理に活用でき、
食感や風味を肉に近づける工夫が日々進化しています。
アレルギー対応、ベジタリアン・ヴィーガン対応のメニュー開発において、
大豆は中心的な役割を果たすでしょう。

減塩・健康メニューへの貢献

大豆や枝豆は、素材そのものに旨味や甘みがあるため、
調味料を控えめにしても美味しく食べられる特性があります。
これは、生活習慣病予防のための減塩食や、
メタボリックシンドローム対策の健康メニューを提供する上で非常に有利です。
例えば、枝豆の塩茹で一つにしても、塩分量を調整しながら、
枝豆本来の甘みを引き出す調理法を追求することで、
お客様に満足感を与えつつ健康をサポートできます。

季節感を演出する重要な要素

夏には枝豆で季節感を演出し、秋から冬にかけては大豆を煮物や汁物、加工品で取り入れることで、
一年を通じて献立に彩りと栄養をもたらします。

和食だけでなく、イタリアン、フレンチ、中華など、
あらゆるジャンルの料理に柔軟に組み合わせることができ、
調理師のクリエイティビティを刺激する食材です。


まとめ

大豆と枝豆は、その見た目や食感こそ異なりますが、どちらも日本の食卓を支え、
調理師の腕を試す奥深い食材です。

夏の食卓を彩る枝豆の鮮やかな緑と心地よい食感。
そして、一年を通じて多様な姿で私たちの食生活を豊かにしてくれる「畑の肉」大豆。

それぞれの特性を理解し、適切な下処理と調理法を駆使することで、
お客様に感動を与える一皿を生み出すことができます。

食のプロフェッショナルとして、大豆と枝豆が持つ無限の可能性を最大限に引き出し、
健康的で美味しい料理を提供していきましょう。

Person’s株式会社では、病院、介護施設、ホテル、保育園、食品製造工場、飲食店など

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